空き巣被害の実体験【思い出すだけで涙が出てきます】

思い出したくもない経験なんですが、実際に体験したことを少しでも具体的に伝えることができ、少しでも今後の空き巣被害が減ればと思い書かせてもらいます。

あれは3年前の秋頃

結婚して子供も生まれ、念願の一戸建てを購入して約1年が過ぎた頃でした。

嫁さんが子供と一緒に実家に帰り晩御飯を食べるというので僕も

「久しぶりに友達と夜遊びでもしてくる!」

なんて鼻歌交じりに出かけたのです。

久々の独身気分に酔いしれ、気がつくと朝6時ごろ。

誰に怒られることもなく堂々と自宅に帰宅し、玄関のドアを開けました。

空き巣に入られたと気がついた

玄関を開け、ドアを開けるとリビングが見えるのですがそのリビングの中心にあるはずの子供用のジャングルジムが部屋の端でひっくり返っているのです。

空き巣に荒らされた子供のおもちゃ

こういう物がひっくり返ってるって異常ですよね。

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頭の中がちょっと混乱し、はてなマークだらけになりました。

誰もいないはずの家のリビングの電気も点きっぱなしです。

あれ?

嫁さんが帰ってきてて、あまりにも遅い朝帰りの僕に我慢ができずブチ切れてジャングルジムをひっくり返したのだろうか?

と一瞬思いましたが、こんな乱暴なことは絶対にしない女性なのでありえないと周りを見渡しました。

すると押入れが開けられていたり、テレビボードが荒らされていたり、引き出しという引き出しが全て開いているのです。

 

 

やられた。空き巣に入られた

 

そうです、空き巣被害に遭ったのですここまで自分の中ではスローモーションのように5分ほど立ち尽くしたと記憶していますが、実際は10秒ほどで理解判断したはずです。

冷静にならないといけないのは分かっているのですが、一人で早朝に帰宅して惨状をみたときには冷静になんてなってられません。

多分無意味に部屋をうろつき、

「やばいなーどうしよう。」

と呟いていたように覚えています。

まずはすぐに警察に電話をかけました。

警察に連絡!捜査してもらう

警察の空き巣被害の捜査

動揺とパニック寸前でバクバクなる心臓の音を自分で聞きながら携帯電話ですぐに110番に掛けました。

「空き巣に入られました」

すると

「現在の状況はどうですか?犯人はすぐ近くにいますか?」

と僕の身の安全を一番に電話先の警察の方は心配してくれました。

「帰宅して気がつき、現在は犯人はいないようです。来ていただけるまで何分くらいかかるでしょうか?」

と一人で不安な僕はできるだけ早く来て欲しい!という気持ちがこの言葉を吐かせたのだと思います。

住所と電話番号を伝えると

「15分以内にお伺いできると思います」

と言ってもらえました。

電話を切りすぐに嫁さんに電話。

「落ち着いて聞いてな。落ち着いて」

と焦っている自分の気持ちに言い聞かせるように言ってました。

「空き巣に入られた。今警察に連絡したからすぐに来てもらえる。ごめん」

と空き巣被害は朝帰りした僕のせいだという罪悪感から、ついつい謝ってしまったのも覚えています。

でも嫁さんは

「体は大丈夫?怪我してない?」

と僕の心配をしてくれ、

「すぐに帰る!」

と言ってくれました。

そして警察への通報から10分後くらいにパトカーが2台自宅に到着しました。

かなり早くて本当に心強かったです。

全部で4人の警察官の方(制服警官2人に鑑識の制服の方が2人)が来られ、状況確認が始まりました。

朝帰りをして被害に気が付いたこと、誰も家にいなかったということや現在の状況を話します。

この時点では何が取られてどんな被害があったのかは把握していません。

ただただ、ため息をつきまくっていたのだけ鮮明に覚えています。。。

空き巣の手口や犯行時間帯と滞在時間や人数などが分かって来た

警察の方はよくドラマで見るような指紋採取の道具や、足跡が消えないように専用の物を履いて家の中を捜査してくれています。

僕は徐々に分かってくる被害状況を警察官に聞くだけで、駆けつけた嫁さんと一緒に操作の邪魔にならないように立ち尽くしていました。

何が取られてなくなっているのか?

現金や通帳、クレジットカードやマイナンバーカード、家のスペアキー、貴重品や貴金属などの管理は全て嫁さん任せだったので隠していた場所を全て確認してもらい被害品の報告が僕たちのその時の仕事です。

夫婦で動揺しているので何がなくなっているか全てをその場で把握するのは不可能でした。

 

警察の方の捜査で侵入した足跡は2つあることから

二人組、もしくは見張りを含めるとそれ以上の人数での犯行であることが分かって来ました。

警察官曰く、完全に空き巣のプロの犯行だそうです。

部屋の電気は全て消して家を出て行ったのに帰宅時に点灯していることから、犯行時間が特定できて来ました。

朝早くからご近所さんに聞き込みをした結果(朝から話し声がするし、パトカーが2台も来ていたのでお向かいさんも心配してくれました)、午後9時ごろには点灯していたのがわかりました。

空き巣に侵入した人数と、被害状況から犯行時間が午後9時ごろの10分間ほどだそうです。

短時間で仕事をして出て行くのが空き巣の特徴だということです。

さらにお向かいさんの駐車場に設置していた車を守るカメラに空き巣犯人の車であろう影が映っていたと教えてもらいました。

 

そして空き巣の侵入の手口が警察官から伝えられました。

台所の勝手口の扉がバールでこじ開けられていたのです。

2重鍵の扉でしたが扉のサッシも滅茶苦茶になるくらいバールで壊されていました。。。

それ以外にも侵入を試みた形跡がありました。

リビングにある小さな突き出し窓にひび割れがあったのです。

この窓からの打ち破りの侵入を試みたようで、窓を割る際に出る音を嫌がったのか一度叩いただけで、他の扉からのバールこじ開けに切り替えたようです。

狙われるとどんな手段を使ってでも短時間で済ませようと空き巣は行動するようです。

 

バールでこじ開けなんて、防ぎようないやん。とその時は思いました。

 

捜査が一通り終わり警察の方が帰って行った後からが本当に大変な時間でした。

空き巣被害のその後の片付けは本当に辛い

当然ですが荒らされた家の中を片付けるのは僕たち夫婦です。

捜査で指紋採取や足跡採取のために銀粉が残っていたりするのは良いのですが、空き巣犯が土足で出入りした汚れを拭き取るのは本当に腹が立ったし、やり切れませんでした。

夫婦で無言で片付けをし、雑巾で床を拭いていると嫁さんは泣いていました。

「なんでウチなん?悪いことしてないやん」

今思い出しても胸が締め付けられます。

「そうやな!二人で頑張ろう!」

としかかける言葉もなく、二人で泣きながら掃除したことは一生忘れません

数時間片付けをした後にも達成感なんて全くなく、本当に疲れただけの時間でした。

こんな思いは二度としたくないし、この記事を読んでくれた方にも味わってほしくないです。

 

片付け中に盗られているものに気がつくことが多く、家族の思い出の動画や写真が詰まったパソコンやハンディカメラが無くなっているのは現金や貴金属より落胆しました。

後日警察署にて被害品の確認や書類作成

翌日、空き巣被害の状況確認や被害品の報告などのために最寄りの警察署に行きました。

調書作成のために約2時間ほど色々と話をしましたよ。

盗られたものの具体的な数や購入金額、被害時の価値なども聞かれました。

素人には貴金属の価値なんてわかりませんが、ある程度の被害総額を出すために想像でいいので答えて欲しいと言われました。

我が家の被害品は以下の通りです

  • 現金2万円ほど
  • 嫁さんの指輪やネックレス等貴金属
  • 嫁さんのブランドカバン
  • パソコン
  • ハンディカメラ
  • タブレット端末

現金はほとんど置いてなかったので少額ですが、嫁さんの貴金属やカバンが全部なくなっていました。

おばあちゃんからもらった形見の真珠のネックレスなんて他に代えられない物です。

先ほども言いましたがパソコンやカメラに入っていた子供の写真や動画も全て無くなりました。

可愛い時期の動画だけでも返せ!このやろー!と言いたいです。

被害総額は素人換算でも100万円を軽く超えています。

気持ちでは1000万円でも足りません!

被害を報告しながら

「犯人って捕まりますか?」

と聞きますよね。

警察の方も

「全力で捜査します」

としか答えようないですよね。わかってます。

この地域一帯に泥棒が最近増えてきている、という後で聞いても仕方のない空き巣情報などを得ながら、警察署での事情聴取も仕事を休んで行わなければならない無駄な時間です。

空き巣にさえ入られなければしなくてもいいことなんですよね。

空き巣で嫁さんの精神的被害も出た

空き巣被害に遭ってから防犯意識が高くなるのは当然ですが、一番大変だったのは嫁さんのメンタル、精神的ダメージの修復でした。

被害当日に捜査にきてくれた警察官に

「家に居なくてよかったですね奥さん。鉢合わせると怪我していたかもしれません。」

と言われた後別の警察官に

「もし家にいたら空き巣には入られてないんですけどね」

と言われたのですが、それって

  • 家にいたら入られていなかった
  • 家にいたら暴行されて居たかもしれない

という正解のない矛盾を生んでしまったのです。

それからは在宅時の物音にもビビってしまう反面、家を空けたくないということに固執するようにもなりました。

土日の昼間に家族揃って出かける時にも

「もしかしてこの間にまた空き巣が」

なんて考えてしまうのです。

家に縛られてしまうような精神的ダメージがしばらく続きました。

これは日にち薬で、時間しか解決しません。

精神科に行けなんて言えませんし、2年ほどたったら徐々に治ってきました。

でも嫁さんも僕も防犯意識だけは高い状態を保ったまま現在に至りますよ!

空き巣被害を経験して

こんな被害に逢いたくて逢うひとはいませんよね。

誰もが

自分は大丈夫

と思うこともわかります。僕自身がそうでしたから。

でもその時は突然やってきます。無作為に。

 

えっ?無作為だったのか?

そうです、僕自身の防犯意識が低くてというか無くて、空き巣犯グループに

「この家なら簡単に入れる」

と思わせてしまったのが大きな問題なんです。

無作為では無く間違いなく狙われて空き巣に入られたのです。

ご近所さんでは無く我が家に。

実際に経験したことでわかったことがたくさんあります。

防犯意識の高い家は狙われません。

このブログサイトでは僕自身がした空き巣対策、自分でできる格安の防犯対策、ホームセキュリティーの有効性などを僕目線で書いています。

空き巣被害に逢う前に行動すれば僕たち夫婦みたいに悲しい思いをしなくて済みますよ。

そんな人が増えたら幸いです。

まぁ一番は空き巣犯を撲滅したいですけどね!

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